参宮橋の住まい


↓Image  ↓Plan

窓の外は代々木の森まで低層の住宅地が続く立地のため、見晴らしが良く、麗らかな風が抜け、爽やかな日が差し込む。
この住戸は細長い間取りで窓が少なく、風通しの悪い間取でした。リフォーム済みで販売されていた住戸でしたが、快適な生活のために部分リノベーションを行いました。引戸を開ければ住戸全体に心地よい風が抜け、光がゆきわたります。玄関土間やウォークスルークローゼットを含む回遊性のある間取りは淀みなく空気が流れ、ゆとりのある空間に。
ベネチアンスタッコを取り入れた玄関からLDKまで続く壁面には、窓からの光を拾って美しい陰影のグラデーションとなります。

type:マンションリノベーション

area:東京都渋谷区

floor area:52㎡

structure:RC

year:2018

photo:原祥子 (※はSHIKATA DESIGN ATELIER)

メディア:ツールボックス imagebox




壁面収納を設え、オーディオと本はまとめてここへ収納。壁全体を収納にせず、絵や花が映えるように白い壁を残しました。エアコンはテレビの上部にパネルで隠蔽し、夏期・冬期だけパネルを外して使用。ペンダントライトはNEW LIGHT POTTERY 天井スラブは薄く塗装を施し、コンクリートの素材感を残しながらも柔らかい色合いとしています 開放的な風景と繋がるリビング。カーテンは天井から吊すことで、縦のラインが強調され空間が広く感じられます 引き戸で空間を仕切り、開放すれば住戸全体に風が抜ける
部屋の中央に位置するキッチンは人工大理石を使い、部屋のトーンと合わせた色を選定。扉を開けたまま調理ができるよう、吊戸は引戸を採用。冷蔵庫は扉で隠蔽可能
仕切り板はステンレス・バイブレーション仕上。マグネットがつく素材で製作 コンロ脇の調味料棚はアルミアングルを取り付けた簡素なもの ベネチアンスタッコの壁は光が差す方の景色を写し込む。単調になりがちな廊下を印象的な空間としました 玄関は土間を広げて、床までの鏡を貼り視覚的な広がりを感じられるようにしました。 左側のラワン壁・引き戸の奥はクローゼット 靴収納は扉のみ取り替えています 洗面所。既存の洗面カウンターにコーリアンを貼付け、カウンタースペースを広くしました







plan



Copyright 2016- SHIKATA DESIGN ATELIER